留萌市ではトルコキキョウやスターチスをはじめ、花卉生産が盛んです。花の生育適温は25～30℃なので、留萌市の涼しい気候が栽培に適しているんです。良い環境で育てると、高品質で日持ちの良い花になります。さらに長年培った栽培技術も生かし、しっかりした大きい花を作っているので、お客さんから高い評価をもらっています。
ただ、近年異常気象により高温の日が続いていて、うまく栽培できないこともあります。遮光ネットをして換気をしてもハウス内は30℃を超える。暑すぎると人にも花にも良くないね。

とにかく綺麗！部屋にちょっとあるだけでも雰囲気が変わるし、癒されます。結婚式など人生の一大イベントには、必ず花がありますよね。花は人々を祝い、そして笑顔にする魅力があると思います。
栽培の魅力は、種から育てて、定植から株の整理まで１株ずつ全て手作業で管理するので、自分で作っている実感がわくこと。どんどん大きくなるのを見ていると、たくましさも感じます。手をかけた分、綺麗に咲いてくれるのが魅力ですね。

花は管理が難しくて、ちょっとの変化が品質に影響します。水やりと肥料のタイミング、株の整理は適切な時期にやらないと、綺麗な花はできない。花が咲くまで気を抜けませんが、大輪の花が咲いたときの喜びはとても大きいですね。お客さんから「綺麗だね」と言ってもらえることが一番のやりがいです。ファンの皆さんの期待を裏切らないよう、そして全国の皆さんに留萌市の花はすごい！と思ってもらえるよう、今後も頑張ります！